ひらめ
ひとりが大好きなマイペース医学生。超が付くほどの心配性で、モットーは「念には念には念を」

プロフィール

12月からポリクリを控える地方医学部4年生。
産婦人科医志望で入学しましたが、講義を通じてあらゆる診療科に興味が発散中です。
昨年メドキャリに加入し、仲間と刺激を与え合いながら、自分の軸を探しています。今年からはイベント企画にも携わり、“外部への発信”というさらなる成長に向けて日々奮闘しています!

子ども好きの葛藤

私の通学路には、道路に面した保育園があります。
帰り道にふと窓を覗くとーーーこちらをじっと見つめる子。先生に抱っこされて泣き叫んでいる子。お友達とおもちゃを取り合って喧嘩している子。みんなが自由奔放、感情豊かに生きています。

皆さんはこの光景を見て、何を感じるでしょうか?
「かわいい」「うるさい」 受け取り方は人それぞれでしょう。でも共通して言えるのは、子どもたちが、私たちに様々な感情や新たな気づきをもたらしてくれているということ。大人が守らなければいけないかけがえのない存在です。
 私はそんな子どもが大好きです。一人っ子の私はいつだって妹や弟が欲しかったですし、今も優しいお母さんになって子育てをしている未来を描いています。

一方で、この子どもに対する大きすぎるほどの愛が、ときに障壁となることもあります。私が「小児科医になる」という一歩を踏み出せないのも、その一つです。昔から子どもが大好きだった私は、自然と目で追うことも多く、その中ではもちろん「病気や障がいを抱える子ども」というのもたくさん目にしてきました。病気をやっつけようと小さな体で日々の治療に耐え抜く姿を見ていると、ご本人やご家族には失礼かもしれないとは思いながらも、「変われるものなら変わってあげたい」と勝手に感じてしまうのです。小児医療に関わるということは、苦しむ子どもたちに毎日向き合うということ。その重さを思うと、私の自信は一気にしぼんでしまうのです。

小児医療はかなりの覚悟がいる領域だと思います。
「子どもがどんな状況であっても冷静に」とよく聞きますが、感情移入をしがちな私にとっては、それはかなりハードルが高く感じます。それでも、子どもたちが元気に遊ぶ姿を見れるのならば、とどうしても心が引き寄せられてしまうのです。
 正直、小児科の現場がどのように動いているのか、実習前の私はまだほとんど知りません。「子どもが好き」という気持ちだけで入ってしまっていい世界なのか、想像もつかないというのが現状です。今年は、そんな揺れている気持ちに対して、一度しっかりと向き合ってみる、大切な一年になると思います。
 小児医療をより身近に、そしていつかは私事として捉えられるように。記事やイベントを通して、自分なりに掘り下げていきたいです。

対話は、キャリアの主食。

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