初期研修マッチングと専攻医の研修プログラム応募の違い

忙しい研修医生活の中で志望科をどこにしよう、どこの専攻医プログラムに入ろうか、病院見学に行かなければ・・・と多くの人が悩みます。

初期研修医とは違って、今後の医師人生の大きな分岐路ともいえるので当たり前でしょう。

初期研修医マッチングでは複数施設を志望順に “何病院でも” 記載することができます。
マッチングの仕組みは『医師臨床研修マッチング協議会』のマッチングアルゴリズムを参考にしてください。

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専攻医の研修プログラム応募では、“1病院のみしか”記載することはできません。

この仕組みを知った時に、きっと多くの方が「応募していた1病院に落ちたらどうしよう」と不安に思うでしょう。

日本専攻医機構から発表されている研修応募フロー

日本専門医機構 研修応募フローより引用
日本専門医機構 研修応募フローより引用

上記のフローが、専門医機構から発表されていますが、①以降のスケジュールが2024年に発表されたのは2024年10月18日!

専門医機構HP上のお知らせより
専門医機構HP上のお知らせより

それから専攻医プログラムを探していたりとか面接していたりしたら間に合わないですよね。

また筆者が2023年に専攻医プログラムに実際に応募したときに、募集開始(フロー上の①)が開始されたのが11月1日正午。採用通知(⑤)が11月29日でした。

募集開始メール(①)
募集開始メール(①)
採用通知メール(⑤)
採用通知メール(⑤)

採用する側も④のフローを11月中にやるのは短い期間しかなく手間ですので、実態としては、それより前の夏くらいには面接や採用試験を行い、内定を出している形が多いかと思われます。

1施設しか登録できないことへの不安対策

登録先が1施設であることから、基本的には受験先は1施設とすることが暗黙の了解です。内定が決まってから蹴ることや専攻医登録して決まった後に蹴ることは非常によろしくないと思われます。

ではその1施設を受験したあとにそこで内定をもらえなかった場合はどうなるのでしょうか?

その不安を皆さんお持ちだと思います。

まずは、事前に希望先の施設に

・昨年何人応募して、何人受かったのか。落ちた人への配慮や何か対策はあったのか。
・関連施設での枠はどれくらいあるのか
・翌年への繰り越しは可能か
・実際の募集枠数とどこまでの拡大が可能か。(指導医の数で上限はあったりすると思いますが、基本的にシーリングがなければ、ある程度とることができると思います)

などを確認しておきましょう

そして仮に落とされてしまった場合
①他の専攻医プログラムに応募する。どこかしら候補を用意しておくといいと思います。自大学や許容できる田舎など。
②落ちた施設に斡旋を依頼する。
③落ちた施設の翌年の枠に入れてもらえないか交渉する。1年間専門医の取得が遅れてしまいますが。
④あきらめてバイト医などを1年間行う。

実際に筆者は、「落ちた人への配慮があるのか」「他の候補を2個ほど検討」といった対策を行っていました。

これらの対策を最低限行っておけば、最悪1年専門医取得が遅れることにはなってしまうかもしれませんが、望むプログラムに入る可能性があがるかと思われます。

対話は、キャリアの主食。

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