本記事は「「自分がやりたいこと」と「組織の雰囲気」、どちらを重視する?」というテーマに対して、ヨツバといちばんぼしがペアMTGを行い、それで得た発見や感想をまとめたものです。
ヨツバ
精神科専攻医。『丸く尖る』ことを目標に生きています。
具体例をあげて、話を広げていく、深めていくことが得意です。
テーマ設定の背景や目的を先に読んでいただけるとより楽しめると思います。
やりたいことを具体化しすぎない
自身のキャリアを考えるうえで、”やりたいこと”をどれくらい明確化したほうがいいのか。
医学生の頃は、自身のキャリアにおいて、1年間の前半は自由気ままにふらふらとして、真ん中くらいで1年間全体の目標を立てるということを行っていました。
初期研修医や専攻医となってからは、逆に“やりたいこと”は抽象的になってしまった気がします。
社会・医療の世界の広さを知って、見通しが立たなくなったのもあるかもしれません。
条件をたくさん挙げることや目指したいことを掲げることは誰でもできます。
勤務条件一つとっても、年収1000万円、都内23区、保育所がある、怖い指導医が少ない・・・などと希望をたくさん持っている人もいるでしょう。
目指したいことで、学びたい分野をあれもこれもとあげることもできます。
しかし、具体性を高めすぎてしまうと、実現可能性が落ちていたり、自身の考えの変化に適応ができなかったりすると、私は考えます。
では、どれくらいの明確度がいいのか。
ーやり続けるうえでの理由や楽しさと自身が感じる程度
が良いと思いました。
例えば、『やりたいこと=〇〇科に進みたい』として考えてみましょう。
働いていて、環境や雰囲気、仕事内容、様々なことに嫌気が刺す時もあると思います。
その〇〇科を、自身のやりたいこととして維持するためには、高尚な目標というよりは、いつ聞かれてもあまりゆるがない、決めた時の納得感や楽しさ、理由が大切だと思います。
最終的に『個』でいたいのか『組織人』でいたいのか
いちばんぼしさんと話す中で、「とりあえず言われた仕事は黙ってやろう」「自身が助けてもらうには、組織にしっかり貢献しよう」などという会話がでてきて、最初は「そうだよねえ」と話していました。
しかし、途中から「これは古い世代の考え方で〇〇ハラとか言われるのでは・・・」となりました。
最近の20代は、医療職に限らず、最小限のGive&Takeを目指していて、『組織』を重視するより、『個』の成長に重きを置いている人が増えてきている印象です。
それゆえに、最終的に『個』でいたいのか『組織人』でいたいのかというテーマに至りました。
『個』の成長を意識し、自身の能力開発を進めて、能力ベースで他人から求められる存在になれるとしたら、いいのかもしれませんが、医師という職業においてはトップクラスの技術者か開業の選択しかないのかなと思いました。
やはり、組織の中で、人と人、組織と人という関係性が存在する限りは『個』だけで上っていくことは難しいのではないでしょうか。
置かれたところで咲く派
やりたいことについてはこれまでに記してきたので、雰囲気についてです。
私自身は、置かれたところで咲くように努力するタイプなので、最低限の雰囲気や体制があれば、良いと感じます。
医局選びにおいても、関連病院がいろいろある中で、一定レベルの教育を受けられるところに飛ばしてもらえるかどうかを一番重要視しました。
いちばんぼしさんは、雰囲気や人間関係性をより重視し、咲ける場所に置きに行く・置かれに行くということを求めるそうなので、誰しもに「与えられた環境で頑張りなよ」とかは言わないようにしようと思いました。
ひらめから記事への感想
今時、個を大事にするようにと教育をされていますが、大人の世界ではまだまだ組織がそれに追いついていないような気がします。医療という大所帯で生きていくためには、迷わないような道しるべは立てつつも、ある程度合わせていく能力も必要かもしれませんね。
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